いぢちこどもクリニック

鹿児島市吉野町の小児科ならいぢちこどもクリニック

〒892-0877 鹿児島市吉野1丁目43番14号
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院長のひとり言

最近の新型コロナウイルスについて

今回のオミクロン株の感染力は強く、子どもたちが多数感染しています。クラス単位、部活単位であっという間に拡がります。オミクロン株だからと言って特別な予防策はないため、今まで通りマスク、手洗い、換気、密を避けるということが基本的な事です。屋外や広い体育館等の換気の良い所では、運動中はマスクをつける必要はありませんが、皆が休憩での飲水や、ミーティングで1か所に集まった時は要注意です。子どもたちは、場面場面での切り替えがうまく出来ません。そこは担任の先生や指導者の声かけが必要です。「マスクをつけて」「大きい声はださない」「もっと離れて」と指示を出すことは必要と思います。また、児童生徒も、先生たちも体調が悪い時は休む、無理をしないという事もお願いします。幸い現在のオミクロン株で重症化する子どもたちはほとんどいません。余りに過ぎた子どもへの制限は、子どもの心の健康にも良くありません。予防して罹ってしまったら仕方ありません。「お大事に」の心づかいを持つようにしましよう。
 

癌を防ぐワクチンについて

子どもの定期予防接種で癌が防げることをご存じでしょうか?

その一つがB型肝炎ワクチンです。子どもがB型肝炎に感染すると排除する免疫が弱いため慢性的な感染が続き、慢性肝炎、肝硬変、肝癌と進行する事が以前はありました。

現在は、母児感染予防や定期のワクチンのお陰でそのような事はなくなりました。

もう一つが子宮頸癌ワクチンです。ヒトパピローマウイルス(HPV)(イボのウイルス)が子宮頸部に性的接触で感染し、数年から十数年の後に前癌病変を経てがんを発症すると考えられています。わが国では年間11,283人(2016年)が発症し、2,871人(2018年)の死亡が報告されています。女性特有の癌としては乳癌に次いで罹患率が高くなっています。HPV感染を受けてから子宮頸癌発症にまで至ることは稀ですが、一方では感染後にどのような人が子宮頸癌を発症しやすいかということはわからないため、子宮頸癌を発症する可能性は誰にでもあるということになります。以上のことから、多くの人におけるワクチン接種によるHPV感染の予防、そして子宮頸癌検診による早期発見の意義が出てきます。

鹿児島市では1歳児と年長さんに4,000円のおたふくかぜワクチンの助成があります

おたふく風邪に罹った子の1000人に1人(最近ではもっと頻度が高いのではという報告もあります)くらいに難聴の合併症があります。この難聴は難治性です。また無菌性髄膜炎の合併も1-10%あります。1歳になったたら麻疹風疹ワクチン、水痘ワクチンと一緒におたふくかぜワクチンも受けてください。


 

年長さんで三種混合ワクチン(任意)も受けましょう

小学生の百日咳が増えています。小学校入学前に抗体が低下している事が原因です。
任意のワクチンになりますが、年長さんで三種混合ワクチンの追加をお勧めします。